新年を迎えて
ハート動物クリニック総院長 内藤晴道
あけましておめでとうございます。
新たな年が皆様にとりまして素晴らしい1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
当院では、昨年豊橋小松病院を新たに開院いたしました。鳥とエキゾチックペットの診療と動物の一部の予防・健診業務を分散し懸案でありました診療の混雑を緩和するべく改革を行いました。またそれに加えまして、電子カルテの導入やインターネット予約など新たな取り組みにも着手いたしました。
世の中は、未だ続く新型コロナの感染やロシアのウクライナへの侵攻、世界的な金利の引き上げや燃料不足からの急激なインフレと経済界を取り巻く状況は決して安定しているとは言えません。そのような状況下、医薬品をはじめとして診療に関わる経費が急激に高騰し、
当院におきましてもまことに心苦しいことではありましたが、昨年は診療料金の改定を行い飼い主様への負担が増すことになってしまいました。
豊橋市では、昨年食鳥の飼育施設数か所で高病原性鳥インフルエンザが発生いたしました。当院では、食用の鳥類の診療は行っておりませんが、愛玩用として飼育されているニワトリなどの家禽類は法律の対象となり移動ができないという状況になりました。正月明けにはその規制も解除されますが、稀な経験をいたしました。
新型コロナ禍において、動物の飼育頭数が増えていると聞きます。当院におきましては、獣医師の増員を予定し、より良いサービスをより多くの飼い主様に提供できるよう準備を整えております。
ハート動物クリニックは本年、開院29年となります。来年の30周年に向けて飛躍の一年としたいと思っております。皆様には、末永くハート動物クリニックをご愛顧いただけますよう、従業員一同全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
2023年元旦