お薬上手に飲ませたい!犬編
最近のお薬にはバニラフレーバーやビーフフレーバーなど、わんちゃんが好きな味のお薬も増えてきて、お薬も飲みやすいものも出ています。
それでもほとんどのお薬は、好んで飲んでもらえるわけではありません。
良い飲ませ方ができれば、ストレスを最小限に抑えることができます。
以下に、犬に薬を飲ませる方法をわかりやすく説明します。
準備 まず、薬を飲ませる前に、以下の準備を整えましょう。
- 薬:獣医師から指示された薬を用意します。錠剤、液体、または粉末など、形態によって飲ませ方が変わります。
- おやつ:犬が好むおやつを用意しておきます。薬を隠すのに役立ちます。
- おやつで隠す方法:
- 小さなおやつに薬を隠す。
- 薬を隠したおやつを食べさせる。
- 直接与える方法:
- 犬をリラックスさせ、頭を持ち上げるか、もう一人が頭を抑える。
- 薬を犬の舌の奥に置き、口を閉じて飲み込ませる。
- 液体の薬を与える方法:
- 注射器やスポイトを使い、液体薬を口に注入する。
- 少しずつ与え、犬が飲み込むのを確認する。
注意:
- 犬のサイズと薬の種類によって最適な方法が異なる。
- 薬を与える時は、犬がリラックスしていることを心がける。
- 薬を飲ませることで犬が嫌な思いをしないよう、良い経験として覚えてもらう。
それでも犬が薬を飲むのが難しい場合、無理せずに獣医師に相談してみてください。
ハート動物クリニック 犬猫医療センター 尾崎