気温が上がると・・・ノミとマダニ
4月になってだんだんと暖かい日が続いてきました。
春になってお散歩が快適に出来るようになりますね。今回は春の予防についてお話します。
この時期に予防したいのはノミとダニです。
ノミは気温が13℃以上になると活発になり大量発生しやすくなります。
体に寄生すると強い痒みや痛みが出ます。また毛の中に黒いブツブツ、褐色のふけのようなものがあるとノミの糞の可能性が高いです。
散歩に行かない子でも、人が外から家の中に持ち帰ってしまうことも少なくありません。
日本のお家の中はノミにとって一年中快適な温度に保たれています。
散歩にあまり行かない子や家の中で過ごす猫ちゃんも寄生される可能性がゼロではありません。
マダニは日本中の森林や草むらに生息しており、散歩中に寄生されることが多いです。
マダニの付きやすい場所は目、鼻、口の周り、耳、胸、おしり周り、内股などの毛が薄い部分によく付きます。
たくさん寄生すると吸血による貧血が起こり、食欲不振になったりします。
マダニは人にも感染するSFTS (重症熱性血小板減少症候群)のウイルスをもっています。2013年には日本でもSFTSに感染した方が亡くなっています。
ノミ、ダニを防ぐためには月1回の予防のお薬を忘れずに投与しましょう。
また、散歩から帰ってきた後のブラッシングや、日々の健康チェックも心がけましょう。
予防薬をスタートしたい方はまずはかかりつけの病院で相談してみましょう!