うちの子がなんか食べちゃった！〜知っておきたい犬の救急疾患〜

犬を飼っている方なら、誤食が起こる可能性について考えたことがあるかもしれません。犬は好奇心旺盛な生き物であり、時には食べてはいけないものを口にしてしまうことがあります。しかし、いくつかの物質や食品は犬にとって非常に危険な場合があります。

今回は、犬の誤食に関する緊急性の高い疾患について、その原因と対処方法について詳しく説明します。

まず、犬が誤って摂取する可能性のある物質の一つが毒物です。家庭内には犬にとって有害な化学物質や薬品が存在することがあります。例えば、洗剤、除草剤、殺虫剤、塗料などがそれに該当します。これらの物質は犬の体に深刻な影響を及ぼす可能性がありますので、摂取した場合は直ちに動物病院に連絡しましょう。また、薬品や化学物質を保管する際には、犬の届かない場所に保管するように心がけましょう。

また、犬が誤って摂取する可能性のあるものとしては、食品が挙げられます。特に、キシリトール入りのお菓子、チョコレート、コーヒー、アルコール、玉ねぎ、ニンニク、レーズン、アボカドなどは、犬にとって毒性のある食品とされています。これらの食品を摂取した場合、犬の体内でさまざまな問題が引き起こされる可能性があります。もし犬がこれらの食品を誤って摂取した場合は、速やかに動物病院に連絡し、指示に従ってください。

誤食による緊急性の高い疾患の一つに、異物による気道閉塞があります。犬が小さな物体や骨、おもちゃなどを誤って飲み込むと、気道に詰まることがあります。この状態では犬が窒息する恐れがあるため、速やかに動物病院に連絡しましょう。

↓ペットボトルの蓋をかじったあと。こういうのかじるのが好きなんですね。