お薬上手に飲ませたい!猫編

お家の猫ちゃんにお薬を飲ませる?

初めての時は、上手にできるか不安に思ってしまうかもしれません。

 

お薬を飲ませることは、注意深く行う必要がありますが、以下のステップを守ればストレスを最小限に抑えることができます。

 

 

ステップ1: 準備を整える

まず最初に、猫の薬を飲ませるために必要なものを用意します。これには、薬、シリンジ(薬を注射するための器具)、ペット用のおやつやご褒美、タオル、そして必要に応じて手袋が含まれます。

 

ステップ2: 猫を落ち着かせる

猫が落ち着いている状態で薬を飲ませることが重要です。静かな場所で、猫がリラックスできる環境を作ります。また、猫が逃げないようにドアを閉めたり、部屋の中を整理したりして、誤って逃げないようにします。

 

ステップ3: 薬を飲むのは良いことだと覚えてもらう

猫に薬を飲ませるのは嫌な経験になりがちですが、嬉しい、良いことだということを覚えてもらうと猫の協力を得ることができます。薬と一緒におやつやご褒美を用意して、薬を飲ませる前に少しだけ与えてみてください。これにより、猫は薬を飲むことが良いことだと認識するかもしれません。

 

ステップ4: 猫を包む

猫が逃げたり噛んだりしないように、タオルで猫を包む方法を試してみましょう。タオルを薬を飲ませるためのスペースに置き、猫をゆっくりと包み込みます。ただし、猫が過度にストレスを感じないように注意してください。

 

ステップ5: 薬の投与

液剤:タオルで包んだ猫の頭を軽く持ち上げ、シリンジを使って薬を猫の口に注入します。薬を注入したら、猫の喉を撫でて飲み込むように促します。

錠剤:猫の口を開けて、喉の奥に錠剤を入れます。猫の口を開ける際には、優しく頬を持ち上げる方法が効果的です。喉を撫でて飲み込むように促します。

 

ステップ6: ご褒美を与える

薬を飲ませた後、猫にたくさんの愛情とご褒美を与えてあげてください。これにより、猫は薬を飲むことが良い経験であると感じる可能性が高まります。

 

ステップ7: 定期的なスケジュールを設定する

複数の薬を飲ませる場合や、長期間にわたる治療が必要な場合は、薬の投与スケジュールを守ることが重要です。毎日同じ時間に薬を飲ませることで、猫は予測可能な状況に慣れてきます。

 

ステップ8: プロフェッショナルの助言を得る

猫が特に困難な場合や、薬の飲ませ方に不安がある場合は、獣医師に相談してプロのアドバイスを受けることをおすすめします。獣医師は適切な方法や代替手段を提案してくれるでしょう。

 

以上のステップを守ることで、猫へ薬を飲ませるプロセスを少しでもストレスの少ないものにすることができます。ただし、個々の猫によって反応が異なることを理解し、猫の快適さを最優先に考えて行動することが重要です。

 

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↓にゃんこ先生(19歳)にお薬を飲ませている動画はこちらです。

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↑お薬上手に飲めたので、ご褒美のちゅーる(投薬用)をもらうにゃんこ先生。