フィラリア予防は何月まで? 寒くなってきて蚊の姿を見かけなくなると、 「もうフィラリアのお薬飲ませるのやめても大丈夫?」 「何月まで飲ませるの?」 といったお問い合わせを受けます。 当院では5月から12月までの約8回をお勧めしております。 フィラリアのお薬は予防薬ではなく「駆虫薬」です。 フィラリアに感染した動物の血液を吸った蚊に刺されると、幼虫が体中に入ってきてしまいます。その幼虫を駆虫する薬です。 ですので、蚊がいなくなってからすぐお薬をやめてしまうと、感染していた場合、駆虫できなかった幼虫が体内で成長を続け、約半年後には心臓や肺動脈に住みついて、お薬では駆除できない成虫になってしまう可能性があります。 蚊を見かけなくなったらすぐに飲むのをやめてしまわず、その翌月まではしっかりお薬を飲ませましょう!