備えあれば〜動物病院の防災〜わんちゃんのこと

大きな災害時、落ち着いた行動ができる人は10〜15%と言われています。

人は突然の時にパニックになるのと同じように、わんちゃんもパニックになり、思ってもみない行動を起こします。

いざという時、安全に避難するためワンちゃんの正しい首輪やハーネス、キャリーの使い方をお話しします。

 


首輪など選び方

●ベルトタイプ/皮製:丈夫で耐久性あり。慌てるとすぐつけられない。

●丈夫な素材のカチッとつけられるタイプ:災害時にすぐにつけられる。丈夫なものを使う

キャリーの選び方

●キャリー:ハードタイプで、上が空いて上からすぐに入れらるもの(前だけのものは押し込むことになる)、診察時もおすすめ。運ぶのが大変。中が揺れてわんちゃんが不安定、揺れないように抱えて運ぶが、重い。

●リュック:背負える、前に持てば荷物も背負える(小型犬、猫)

●肩掛けのバックタイプ:手が開く、荷物も背負える(小型犬、猫)

 

リードの選び方と準備

●リード:傷んだり千切れそうなものはダメ。点検して、買い替え。 防災リュックに予備のものを入れておく

●紐タイプ、平なタイプさまざま。伸びるタイプはダメ。

 

首輪の付け方

指が2本入るくらい、首輪を前にずらして耳から抜けないことを確認。

首輪を前にずらして抜けないことを確認しています。

毛のボリュームで太さが変化するので、季節ごとに抜けないかチェックします。

散歩中は前に進んでいるので少し緩くても抜けにくいが、パニックの時にはあとずさりしたりするので、すっぽり抜けてしまいます。意外とスルッと抜けてしまいます。首輪もハーネスも日頃からジャストサイズでつけることに慣れておきましょう。

 

 

ハーネス、ジャストサイズです!

 

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みんなで考える防災訓練