てんかん治療のこと

てんかんの治療は、発作が発生してから始められることが多いです。また、獣医師は、薬の投与量や投与のタイミングなど、個々の動物に合わせた治療プランを作成します。

てんかん発作を起こす頻度が年に1回程度なら無治療(経過観察)ですが、発作が半年に2回以上あったり、一回の発作が5分以上(重責)だったり、1日に何度も起こる(群発)などの時には投薬治療を開始します。

 

 

てんかんの治療プランにはこのようなものがあります。

1)無治療(経過観察)

2)不妊手術:性周期に伴って発作がおこる場合。遺伝性の観点からも推奨することがある。

3)生活環境・誘発環境の改善(可能なら)

反射性てんかん。高い音やフラッシュ光で発作を起こすような場合は、もちろんそれらを避けるべきです。動物病院やトリミングに行くと必ず発作を起こすような場合、気圧の変化や雷。ストレス。

4)抗てんかん薬療法(AED)

5)食事・サプリメント療法 ニューロケア、CBDオイル

6)てんかん外科

7)伝統医学

 

4)お薬のこと については次の記事でご紹介します。

 

5)の食事については、フードサンプルもあります。かかりつけの動物病院でご相談ください。

 

>抗てんかん薬についてのお話

抗てんかん薬のお話